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~Mside~ 携帯に電話がかかってきた。 ディスプレイには『二宮和也』と表示が出ている。 俺は電話に出た。 俺「あっ、和。…大丈夫?時間とか」 和『はい、大丈夫です。んで?』 …しらばっくれんなよ。絶対自分で分かってるだろ。 俺「俺が楽屋出るとき顔赤かった理由、教えて」 和『…え?何の話…ですか?』 俺「だからぁ、とぼけんなって」 和『言えません』 俺「じゃあ今から和んち行くから。待ってて」 和『あっ、潤くん!?』 俺は強制的に電話を切った。 PR |
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~Nside~ …ふぅ。何とか潤くんに僕の気持ち気付かれずにすんだな。 携帯からメールの着信音が聞こえてきた。 …この音は…今一番話したくない相手だ。 僕はメンバーごとに着信音を変えている。 とりあえずメールを見てみる。 『 From:松本潤 件名:どうした? 本文:今日は楽屋で俺、手帳落としたとき手が触れて慌てたけどどうしたの? これから会えない?電話でもいいよ。 ――――――end――――――― 』 |
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~Mside~ 和は俺の手が触れると慌てて引っ込めた。 もしかして静電気…? んなわけないよな、こんな時期に。今夏だぞ。 和「あっ…いってらっしゃい…」 俺「あぁ、うん…」 どうやら俺に今だけは触れないでほしいらしい。 ふふっ。すっげぇ真っ赤だけど…とりあえず放置しといてやるか。 俺は静かに扉を閉めた。 |
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~Nside~ 今、僕は潤くんと僕の二人きりで楽屋にいる。 …潤くん…なんか怒ってる? 眉間に皺がすごい寄ってて怖い…。 そしたらいきなり潤くんが立ち上がった。 潤「わりぃ、和。俺も仕事行ってくる」 僕「はい…」 僕は潤くんが大切な手帳を落としたのに気付いた。 僕「潤くん、手帳落としましたよ」 潤「あっ、ごめん」 僕はそれを拾い上げて潤くんに手渡すと、もろに潤くんの手が触った。 僕「わあっ!」 ついいきなりのことだったので思わず手を引っ込めた。 …あ、まずい。 |
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~Sside~ …智くんと見つめただけで笑えるなんて…進歩したな、俺。 智「…翔くん」 俺「…智くん」 …ハモったwww! 俺「…先にいいよ?」 智「どうも。あの…」 智くんは正座に座り直して俺を真っ直ぐ見た。 智「オイラは翔くんが…スキ/////」 俺「智くん…顔が真っ赤だよ。それと、俺が言おうとしてたことと一緒」 智「うそっ…」 智くんの瞳が潤んだ。 ende ☆作者より☆ 腹へった…。←関係ない でも来年からダイエットするんで我慢してください(何を?) それから親から嫌がらせか矯正させられてるので餅とか食べれませんorz 餅を食えない正月なんて正月じゃない! 雑煮も食えねえし。 食わなきゃ生きていけない…。 けど炭水化物なんかこの世からなくなればいいのに 理由は…ダイエットの天敵だからな |
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~Oside~ 今のニノの意味深なウインクはなんだろう…。 二人っきりの部屋に冷たい空気が流れた。 俺「ニノと…仲いいんだ」 翔「えっ、あっ、いや!そんなことないよ!」 自分でも言い方が冷たくて驚いた。 俺「ごめ…。冷たいな、オイラ」 翔「そっ…そんなことないから大丈夫」 翔くんと見つめあって笑った。 |
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~Sside~ 俺が智くんが好きだってことを知ってるニノが俺にコソコソ話しかけてきた。 和「あれ、絶対翔さんのこと考えてました。リーダーが上の空なんて珍しいし」 とかからかってきた。 もし智くんに聞かれたらどうするの!? ってか、めっちゃ軽蔑された目で見られてる! 和「それじゃ…僕はそろそろ別撮りあるんで」 ニノは俺にウインクして出ていった。 |
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~Oside~ …最近テレビなんかどうでもいいって思えてきた。 元からやる気ないからかな…。 それでも司会としての翔くんを見られるからいっか。 翔「…智くん、食べないの?」 翔くんがスプーンにつぎっぱなしのカレーを見ながらきいた。 俺「んふふ。一人で考え事」 翔「あっ、そぉ…?」 チラッと翔くんを見たら、ニノがコソコソ話してる。 …胸くそわりい。 ニノもオイラが翔くんを好きだって知ってるのに…最悪。 |
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~Mside~ 相葉くんと両想いだと聞いた俺は、相葉くんがいる屋上に向かった。 雅「うわっ、松潤!」 俺「おっ、相葉くん」 相葉くんは俺とぶつかりそうになったので、俺は軽く背中に腕を回した。 雅「さ、触らないで!」 俺「え?あぁ、ごめ…。ちょっと時間もらえる?」 雅「うん…」 もう一度屋上に戻ってもらった。 雅「…何?」 俺「…俺は相葉くんが…大好き」 雅「…俺の方が絶対、好きのレベル高い」 相葉くんは拗ね気味の瞳を揺らさずに言った。 俺「何だよそれ。俺も相葉くん好きだよ」 …とまあ…可愛い可愛い俺の彼氏。(←バカ) 絶対死ぬまで離さない! end ☆作者より☆ なんか…回を連ねるごとにだらだら長くなっちゃうな…。 まあ…頑張ります。 …次は山コンビwww 無理です。 たまには不可能って文字も辞書に入れといてください。 とにかく…やるか! |
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~Nside~ …あぁ~…マジうぜぇ。 何だよ、この二人は!焦れったい…。 好奇心で仲立ちを引き受けるんじゃなかった…。 まあ…後は潤くんにこれを伝えて、自分達でやりますよね。 僕「潤くんー?」 潤「…あ、和。どうだった?」 僕「両想いですよ。…僕はもう降りていいですか?」 潤「やった!相葉くん…俺を…」 僕「…いいですか?」 潤「あっ、うん。ありがとな、和」 翔「もー…。松潤、何で俺がこんなカッコ…。ニノ!」 翔さんはサンタの格好をしていた。 潤「俺からのお礼」 …潤くんもたまには気が利くんですね。 |
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~Aside~ 俺は一人で屋上に来ていた。 和「相葉さん、見ーつけた!」 俺「うわっ!なっ…ニノ!?」 ニノは俺の腰あたりに抱き付いた。 和「あ、すいません。ついつい。…潤くんの方が嬉しかったですよね?」 ニノがニヤリと嫌な笑みを浮かべた。 俺「違うよ!/////」 和「あー!今絶対想像したろ!?」 俺「してないっ!」 和「僕にだけ教えてくださいよ。誰にも言いませんから」 俺「何が?」 和「ズバリ、潤くんのこと、どう思ってるんですか!?」 俺「…ほんっとに誰にも言わないでよ!?」 和「はいはい。了解です」 俺「…バカ。松潤のバカ」 …何だよ、松潤。 和「いります?」 ニノは俺にハンカチを差し出した。 気付いたら俺は泣いていた。 俺「ううん!…だ…いじょぶ…」 俺は涙を拭ったけど拭いきれなかった。 俺「…俺の方が…絶対好き…」 俺の方が松潤より大好きだもん! |
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~Jside~ …何だ、あれ。 相葉くんはダッシュで逃げていったからもう姿は見えない。 俺「…俺、嫌われてる?」 俺は追いかけ回して、相葉くんは逃げて…。 やってることが正反対だし。 和「潤くん、そんなことで悩んだらいけません!あれは…きっとツンデレの類いです」 一体どこから出てきたんだ、和。 俺「はぁ?」 和「あれは…押してダメなら押してみろです」 俺「…ごめん。最初から言ってる意味が…」 和「融通がきかないなあ…」 和は呆れたようにタメ息を吐いたが、俺の方がやりてえよ! 俺「んで?何か手伝うわけ?」 和「僕が相葉さんの本音を聞いてきます」 和はスキップで戻っていった。 |
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~Aside~ 俺はニノが言っていた松潤と逆方向の通路を行ってみた。 潤「あ、相葉くん」 …ニノ~!!(;`皿´) 松潤、ちゃっかりいるじゃん!あれ2方向しかなかったよ!? そんぐらい覚えといてよ! …ってどんだけ俺松潤を避けたいんだ!? 潤「おーい?顔、赤いよ?」 俺「ばっ、ばか!何言ってるの!?」 松潤は俺の額を触った。 俺「もおっ、心配性!」 俺は松潤の腕を振り払った。 潤「相葉くん…?」 |
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~Nside~ …んふふ。僕、潤くんのお手伝いすることn翔「ニノ、潤くんと何の話?」 僕「あはは。別に…仲立ち?」 翔「ふーん?誰と誰?」 僕「潤くんと相葉さん。まだナイショですよ?」 翔「はぁ…」 翔さんはふらーっと立ち去った。 雅「あっ、ニノかぁ!ビックリした!」 角から出てきたのは相葉さん…。 雅「…松潤はどっちに行った?」 僕「え?…んーと、あっち?」 僕は左と右に分かれている通路の右を指差した。 雅「ありがとう」 相葉さんは逆方向の左に行った。 …何だ、あれ。 愛情の裏返し?ツンデレ? |
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~Jside~ あー、もう!相葉くんってば、俺にどんな印象持ってんの!? …あぁ。どうして相葉くんに誘われなかったのか理由を聞いたよ。 和「あらあら、潤くん。すっごい皺寄ってますよ」 和は自分の眉間を指した。 俺「あぁ…。そっかな…」 和「もぉ、潤くん、言ってくださいよ!」 俺「はぁ?」 和「だから、相葉さんのこと!」 まだピンと来ないんですけど…。 和「もしかして、自分で気付いてないんですか?好きなんでしょ、相葉さん!」 俺「…え?」 好きって…あのあいばかを?俺がアイツを? 和「僕が手伝いますよ?」 確かに言われてみれば…今まで執拗なくらい相葉くんを気にしてた。 俺「…頼んだよ?」 |
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~Aside~ いやぁ、俺が松潤を誘わなかったのは、そういう柄じゃないから。 だって松潤って大人っぽくて子供みたいにはしゃぐの苦手そうだから。 俺なりに思いやってるの。 …なんて、この状況で口に出していいのかな。 俺「おーい…」 潤「…はい?」 うぅ…。いかにも不機嫌オーラ出しまくりで松潤に話しかけづらいじゃん。 潤「俺が聞いてるじゃん…」 そうだけど…さ。 潤「相葉くん、はっきり言ってよ」 俺「え?うわっ!」 俺は松潤に壁に押し付けられた。 俺「だって…松潤が怒るかも…しれないから」 潤「いーから言えって。納得できないじゃん」 俺「分かったよ」 |
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~Jside~ 雅「翔ちゃん、きーてきーて!」 相葉くんが新聞を読んでいる翔くんの隣に座って話をしている。 …はぁ。人の気も知らないでよくそんなことできるな…。 雅「ねえっ、今度二人で遊びに行こうよ!」 はあっ!?ちょっと、相葉くん! 翔「無理だし。俺にはニノいるから」 相葉くんは肩を落とした。 雅「じゃあリーダー!」 …俺には聞かないのか…。 智「ごめんね。最近釣りで忙しいんだ」 ほら。撃沈だぞ。 雅「じゃあ…いいよ!」 いやいや!そこは諦めたらダメだろ! 俺「相葉くん、俺には聞かないの?」 雅「え?松潤はいーの?」 相葉くん、上目遣いうまい…。 つーかそんなのなくても行くって。 俺「当たり前じゃん」 雅「やった!ありがとう!」 俺「わあっ!ちょっと…離せ…」 相葉くんが俺に体当たりしてきた。 雅「だってテンションあがるじゃん!」 |
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~Nside~ …だいぶ酒も回ってきましたね。 智「んじゃー…そろそろお開きにする?」 …バカですかあんたは。 何のために僕を呼んだんです? 飲むためだけじゃないんでしょ? 僕「大野!僕に言わなきゃいけないことないんですか!」 智「ふぇ?」 大野さんが僕の方を向いて鼻が触れそうになる。 智「あっ、ニノ、ごめん!」 大野さんはその距離に驚いて顔を背けた。 僕「何が?」 智「えっ?」 僕「何で謝るの?」 智「いやぁ…。ニノオイラとなんか嫌だったろうし」 僕「そんなわけないじゃないですか。僕はだって…」 あぁ…ダメだ…。僕から言ったらダメ。僕は大野さんからその言葉を聞きたいんです。 智「だって?」 僕「その先はあなたが言ってください」 智「えぇ!?でもオイラニノの心読めないよ!?」 僕「そんなことしないでもわかります。あなたが僕に抱いてる感情を素直に言えばいいんです」 大野さんは困った顔をして赤面した。 智「あのぉ…ニノ…。オイラはニノが大好き」 …やっと言いましたか…。何年待ったと思ってるんですか。 僕はリーダーに…智にキスした。 end ☆作者より☆ 大宮が結構長引いた…。 次は…潤雅! 何だかな…。最近はガチ風トリオにはまってる(^^;) 山コンビはそこそこ…。 潤くん…雅紀くん… どうすればいいんだぁ! 設定が思い浮かばない! まあ更新を楽しみにしといてください(≧∇≦) |
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~Nside~ 僕は今大野さんに手を握られてどっかに連れていかれてます。 僕「大野さん?どこに行くんです?」 智「んふふ。ナイショ」 もう!こんな大事なときに秘密はなしですよ。 でも心なしか大野さんの家に向かってるような…。 智「ここだよ。オイラん家の近くの居酒屋」 僕は一気に肩を落とした。 …普通、自宅で飲みますよね? いや、いきなり自宅はないのかな? それに家近いから後から連れて行ってくれるかも。 智「ニノ?早く入ろう」 僕「あっ、うん、うん」 僕は慌てて中に入った。 |
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~Oside~ 和「リーダー、あの…」 ニノから聞いたところによると、オイラと飲みに行ってくれるらしい。 やったー!嬉しい。 やっと二人きりになれる…。 安心して眠くなってきちゃった…。 収録中なのに…寝ちゃ…ダメ…。(←睡魔と格闘中) ニノの顔が目に入ると、ピンと背筋が伸びた。 …ふふ。オイラ、どんだけ楽しみにしてんだろ…。 |
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